転職の学校

小手先でない、キャリアの生存戦略

銀行からリクルートへ転職した人が、「働く」を自由にするための武器を提供するよ(第2話/全4話)

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 全4話構成の今回は第2話。
 〈第1話〉あなたにとっての「働く」を知る
 〈第2話〉自分の経験・人柄を言語化する (『脱自己分析論』の提示)
 〈第3話〉PR資料(職務経歴書)を作る
 〈第4話〉面接でPRをする(一次面接から最終面接の違い)

 

第1話では、それぞれの「働く」を見つける方法を提供しました。

第2話では、自分の「働く」を言語化(より具体化)させていく方法をお伝えします。

 

 〈第2話〉自分の経験・人柄を言語化する (『脱自己分析論』の提示)

 第1話では、自分が「働く」ことにおいて「何を大切にしているのか」といった労働価値(働く目的)を一緒に考えましたが、第2話ではその「働く」をより掘り下げることで、自分を改めて知る方法をお伝えします。

[「働く」を自由にするための武器]その3「自己分析の罠(それは強みじゃない!)」

 

 就職活動の時に誰もが一度はやったであろう自己分析ですが、実はほとんどの方がやり方を間違っているのはご存知でしたでしょうか。自分で自分のことを振り返ることや周りの友人へ聞いて回るのは、実は自己分析ではなかったのです。

 

 ジョハリの窓という考え方を用いて説明をさせてください。心理学者であるジョセフ・ルフトとハリ・インガムが考案した考え方で、自身と他人の認識を捉える際に活用するものです。簡単に言い換えれば「自分振り返りツール」と考えて頂ければと思います。

 

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 図の通り、周囲の人々に聞きまわることで知ることのできる自分は「他人の評価」に過ぎず、また、自分だけが知っていることは単なる「自己認識」に過ぎないことが多いです。そのため、自己分析は自分も知らなければ、他人も知る由のない【未知の窓】に隠れていることが、自己分析を誤る大きな要因となっている背景です。それに、一般的に出回っている自己分析の話しは、自分を見つめ直す機会を自己分析と総称していることが多いので、誤解をより招く要因になっていると思われます。

 

 自己分析を誤ると、入社後に「思っていたものと違う」とギャップを感じることになってしまいますので、ここは慎重に吟味することをおすすめします。

 

 「自分も知らない上に、他人も知らないものをどうやって見つけるんだ」と疑問に思われる方も多いと思われますが、ここで第一話でお伝えした14のパターンの労働価値を活用することで、見つけることが可能となります。

 

 労働価値は、すなわち働く上で最も大切にしていることを指します。それは、同時にあなたの価値観の源泉でもありますので、ある意味では、あなたにとって「当たり前」のようにしていることが労働価値でもあります。

[「働く」を自由にするための武器]その4「あなたの≪当たり前≫が最大の武器になる」

  自分の働く目的(労働価値)を掘り下げていくと、「だってそれが当たり前だから」、「そういうものでしょ」と行き着くことが多いです。そして、それがあなたの価値観であり、まずはその当たり前が≪あなたらしさ≫であることを踏まえると、自己分析が格段に進み、ここまでくれば自己分析はほぼ成功していると言えます。

 

 自分の「らしさ」を捉えたら、もはや言葉にすることは難しいことではないはずです。それを資料に反映させていきましょう!そうすれば素晴らしい転職用の資料が出来上がります。

[「働く」を自由にするための武器]その5「脱自己分析論→本当の自分を見つけよう」

 以上、自己分析の前に「働く」を知ることから記載を始めたのは、脱自己分析をおすすめしたいからに他なりません。ここまで読まれた方は、すでに自身が何を大切に「働く」のか、その上での自分の価値観は何なのかを捉える武器を手に入れていますので、是非とも本当の自分を見つけて頂ければと思います。

 

 第2話は以上です。最後までお読みくださりありがとうございました。次回は第3話。転職活動に必須となる資料に沿って「働く」を自由にするための武器をお伝えします。