転職の学校

小手先でない、キャリアの生存戦略

【最終話】銀行からリクルートへ転職した人が、「働く」を自由にするための武器を提供するよ(第4話/全4話)

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 全4話構成の今回は最終話です。
 〈第1話〉あなたにとっての「働く」を知る
 〈第2話〉自分の経験・人柄を言語化する (『脱自己分析論』の提示)
 〈第3話〉PR資料(職務経歴書)を作る
 〈第4話〉面接でPRをする(一次面接から最終面接の違い)

 

 

〈第4話〉面接でPRをする(一次面接から最終面接の違い)

 職務経歴書で大切なことは、企業の目線を知り「再現性(任せたいこと、期待していることに、その人の経歴、人柄が適っているか)」を伝えることと第3話で伝えましたが、面接でも同様に「再現性」を訴求することが重要になってきます。

 また、面接においては面接官が評価高く採用したいと感じても、お見送りになるケースがある点に注意が必要です。というのも、必ずしも面接官(特に一次面接)が採用をするかどうかの権利を持っているとは言い切れず、その面接官が別の社内の上司等に「合格で進めたい」と説得をする必要が生じるためです。そのため、面接で大切なのは熱意はもちろんのことですが、面接官がしっかりと自分のことを代弁できるよう、面接では適切に話しをしていくことが重要となります。

 

[「働く」を自由にするための武器]その9「職務経歴書が台本」]

 難しく考える必要はないので、安心してほしいです。資料作成の大切なポイントも、面接の大切なポイントも「再現性」をどこまで訴求できるのかといった点で一緒です。そのため、面接においては職務経歴書が台本になり得ますし、台本が有るので過度に不安になる必要はありません。

 ただ、台本ですので、棒読みでは相手に気持ちが伝わりませんし、小綺麗に話したとしても機械的で魅力を感じてもらえなく恐れがありますので、大切なのは上手く話せなくてもよいので、あなた「らしさ」を以て臨むことが一番大切なこととなります。

 

 [「働く」を自由にするための武器]その10「イエ型雇用(一緒に働きたい)」]

 ここまで「再現性」の重要性を繰り返してきましたが、最後にもう一点忘れてはいけないことがあります。それは、面接官も人で、ひいては企業も人の集まりである点です。そのため社風、組織にフィットするかどうか、もっと言えば面接官個人が「一緒に働きたい」と感じるかどうかであったり、転職活動は面接のフェーズだけ切り取っても可変的な要素がたくさんあります。

 ですので、過度に相手に合わせることは控えることをおすすめします。面接はお互いが互いの志向をすり合わせる場ですので、片方が無理をして合わせたとすれば、それは良い転職となり難いです。

 とりわけ、最終面接ではこのソフト面の確認がされることも多く、意気込みや覚悟感に加えて、風土とのフィット具合もジャッジの要素となり得ます。

 

最後に「自分という船の舵をとろう」]

 転職活動は可変的な要素が多く、どうしても簡単でとっつきやすい「転職はこうするべきだ!」のべき論であったり、平面的かつ画一的な情報が先行してしまうことがあります。転職活動に限らず何かを変えることは、活動をする本人の意思が羅針盤であり、また本人の選択が航路となります。全てが自由であるからこそ責任が有る、と言っては大仰しいですが、自分という船の舵を握りしめることでのみ、人生を大きく変える、「働く」を自由にする機会を手にできることは、とても素晴らしいことだと私は考えています。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。