転職の学校

小手先でない、キャリアの生存戦略

顧客満足度1位のリクルート現役アドバイザーが、アドバイザーの上手い「使い方」を伝えるよ

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 初めましての人は初めまして、リクルートで現役アドバイザーをしているきよです。

 「バカとハサミと、キャリアアドバイザーは使いよう」という話しです。

 

 転職活動を成功されている方の共通点として、アドバイザーを上手に活用している点が挙げられますので、そこを紹介したいなと。

 また、ネットや書籍などでも「アドバイザーって〇〇だ」みたいな平面的かつ画一的な情報が蔓延しており、もはや錯乱状態やん!インフォデミック!と感じましたので、ひょっこり私が生々しくお伝えできればなと思っています。

 

 「そうだ、転職しよう」、「そうだ、アドバイザーに相談しよう」の時に、アドバイザーを最大限に活用する方法をお伝えします。

 ※この記事は会社とは何ら関係なく、個人としてのきよの意見である点ご留意ください。転職を考えている人にとっても、実際に転職活動をしている人にとっても、少しでも素敵な転職をして頂きたいからこそ、この記事を書いています。一助になれば幸いです。

 

アドバイザーは何者か

 広義では、キャリアアドバイザーは求職者の方のご経歴やお人柄を勘案し、これからのキャリアの選択肢として最適な助言を行う立場の者を指します。また、求職者の方がご認識されていない潜在的な価値観や、働くことへの志向を整理するお手伝いもします。

 狭義では、キャリアアドバイザーは所属企業によって異なるものの、目標(ここではノルマというのは避けておきます※後述詳細)が設定されている者でもあります。その意味で、キャリアアドバイザーと言えども、ただ助言を行うだけの仕事ではなく、求職者の方が納得感の高い転職を実現できるよう最大限に努める職責を担っています。

本心と野心の話し

  ノルマではなく目標と記載しているのは、我々キャリアアドバイザーは意外(?)ですが、自分の数字さえ達成できれば適当に仕事をしようだなんて微塵も思っていないということです(なかにはそう考えているアドバイザーもいるかもしれませんがマイノリティかと)。

 野心で言えば、やはり営業担当者のキャリアアドバイザーですので、そりゃ成績としての高次の実績は出しておくにこしたことはないですし、実績があればそれだけ社内においても発言権も得られますし、仕事がしやすくなることで、よりお客様などの社外へも価値提供の幅を広げることができますので、目標達成については、したくないかしたいかと言われれば、迷うことなく「したい」と回答します。

 ですが、本心で言えば求職者の方へ本気で向き合っていることも事実です。だからこそ、求職者の選択が誤っている時があれば正したいと語気が強くなりますし、良い転職を実現された方へは、我が事のように嬉しくもなるのが本音です。

とにかくオープンマインドに接点を持とう 

  それでは具体的なキャリアアドバイザーの上手い「使い方」を紹介したいと思います。ネットや書籍で「アドバイザーは営業で、自分に都合の良いことしか言わないから、注意しよう」と豪語している人は、恐らくキャリアアドバイザーを上手く使いこなせなかったんだと思います。ニンテンドースイッチを買ったけど、電源を入れ忘れてるのに「なんだこのゲーム機は!壊れてるやんけ!」と文句を言ってる感じですかね。アドバイザーを使いこなすことは、それくらい簡単です。

 

(1)面談編:本音と本心で面談すること

  私たちキャリアアドバイザーは事実を捉えた上で、求職者の方の気持ちを代弁したり、発言の要素ごとの温度感を繊細に言語化、体系化していく立場です。そのため、例えば「人間関係で転職を考えています」といった理由の場合、キャリアアドバイザーは「人間関係」がどういった間柄での話しか、何が生じたのか、その背景はetc...その言葉の要素をひとつずつ確認し、何が原因で今回の転職活動をはじめるきっかけとなり得たのかを対話を重ねていきます。このように因数分解を行うことによって初めて、「何をどうすれば今回の転職は成功なのか、若しくは転職をすべきなのか」を助言することができます。

 本音と本心で対話を行うことが、転職活動成功の第一歩目だと私は考えています。もちろん、そういった話しがしやすい環境を創ることも、キャリアアドバイザーの仕事だと感じていることは前提です。

 

(2)面談後編:頻度高く相談しよう!

  キャリアアドバイザーと面談が終わってから、応募をされて選考が進む段階に至るまでは、正直なところアドバイザー側から出来ることはそんなにありません(求人のご紹介や状況のご確認をさせて頂く程度です)。加えて、アドバイザーひとりが求職者の方をどれくらい担当しているかというと、会社や領域によりますが60人~200人ほど担当しています。

 なので、面談後こそ頻繁に、アドバイザーへ積極的に相談を行うことをおすすめします。大原則として、キャリアアドバイザーは求職者の方のご要望に最大限応えたいと感じているので、それこそサポートの手段などが意向とズレていた場合はハッキリと伝えて大丈夫です。「もっと、〇〇して欲しい」と要望を伝えることも問題なしです。

 

大切なのは二人三脚で歩いていきたいということ

 「大事なことは本人に言う」これが、求職者とアドバイザーの関係に限らず、人と人の関わり合いにおいて、大事なものだと思います。思いは言葉にすることで、伝わり、それを知り、それがまた行動へと繋がっていく、意外と簡単なことのようですが、難しいことでもあると思います。

 それでも、話しがまとまっていなくても、どのような状況でもキャリアアドバイザー側からすると、ご相談を頂くことができるという事は、本当にありがたいことでもあります。

 

 最近、以前に転職のお手伝いをさせて頂いたイラストレーターの方から、「今の会社に転職できて良かった。仕事も楽しいです」と連絡を頂きました。二人三脚で一緒に転職活動ができることは、キャリアアドバイザーにとっても、仕事のやりがいであることを最後にお伝えしておきます。