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転職市場の展望【2020年版】が面白すぎるのでまとめてみた

 

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 多忙を極める現代人の皆さまへ

 

 リクルートが提供している「転職市場の展望」が読んでいて超面白いのですが、普段聞き馴染みのない言葉が出てくることや、内容も厚みが凄みなので、「業界動向ざっくり知りたいけど、時間がねえよこのやろう」と言った方向けに、簡単にまとめてみました。

 とんでもない勢いでざっくりまとめてますので、是非ともこれを読み終えた後に、時間があるときでいいので、原文を読んでほしいと感じています!

 

 ぐるっと観光気分でお付き合いくださいませ。

 

 

「2020年の転職市場はどうなる?」

デジタル・トランスフォーメーション(DX)、XaaS(X as a Service)化の加速で、カスタマー・サクセスなど新職種も登場。 “透明で柔軟”が採用の成否を分ける

引用元:転職市場の展望【2020年版】 | リクルートエージェント

 

 【要約】

  • ITがあらゆる生活の場面で、いい感じにサービスとして享受できる状況が急速に進んでいく
  • 自社利益でなく顧客起点に立ったカスタマーサクセス等の新キャラも登場してきた
  • 採用する側としても、「透明で柔軟」な採用活動が採用の成否を分ける

  【補足】「透明で柔軟」な採用って何?

  • 異業種間転職(高度専門人材)のピンポイント採用が増加傾向
  • 採用成功している企業には3つポイントがある。(1)明確な採用用件の定義【必要人材の明確化】(2)超柔軟な条件変更【多様な働き方の対応化】(3)超透明な情報提供【対外的にリアルな実情をみえる化】
 

 それでは、ざっくり業界観光

 
IT通信業界
  •  システム更新、クラウドへの移行とかで採用ニーズ高い、売り手市場
  • 転職市場に求める人材が少ないから、企業側にとっては競争激化
  • 若手だけでなく、育てる側の40代以降の採用も進んでいる
コンサルティング業界
  • 採用意欲高い。異業種からの転職も増加
  • 働き方もライフフィットの流れ有り(UPorOUTからの脱却)
  • 求職者の年代を問わずに成長意欲の有る人に選ばれる傾向が加速
インターネット業界
  • ベンチャー企業の採用が伸長傾向
  • カスタマーサクセス関連の職種も生まれ、今後新しいキャリアが生まれる予感
  • Webエンジニアの採用競争は激化、そのため各社がリモートワーク可能など、制度を整える流れ
自動車業界
  • CASE(ネットワーク、自動運転、シェア、電気自動車)の推進
  • 特にE(電気自動車)領域が活発
  • ソフトウェア領域の投資が増加している反面、機械エンジニアの領域縮小傾向。そのため、機械エンジニアがBPR(既存のビジネスプロセスを改革する)系のポジションへ転職といった流れもある
総合電機、半導体、電子部品業界
  • 高度専門人材から第二新卒まで幅広く採用意欲有
  • 業界全体の採用は活発だったが、今後は分野ごとに温度感異なる
  • 半導体分野は5G(めちゃ速い通信)推進による需要上昇の見込み
  • 業界ごとの垣根も低くなってきており、今後他業界への転職など、人材の流動化が進んでいく傾向
素材、エネルギー業界
  • 企業価値を図る指標にESG(環境、社会、ガバナンス)が注目
  • 5G向けの素材開発も期待高まってきている
  • 品質管理とかの女性採用も増加
  • 人材の流動化も進んできた
医療、医薬、バイオ業界
  • CRO(医薬品を開発することを受託する機関)とCSO(医薬品を販売することを受託する機関)の求人が継続して好調推移
  • 製薬業界では異業界出身者の戦略立案や新規事業の立ち上げができる人材ニーズが高まり、医療機器分野では5Gを見越したサービス展開の動き有り
  • 事業統合や合併等の流れが大きく有り、そのため他業界への転職、社会貢献性の高い分野への転職ニーズも高く推移
建設、不動産業界
  • オリンピックも控え建設関連の求人ニーズは高い
  • 国、企業を問わず非効率な不動産利用の見直しに対するニーズも高い
  • 公共の不動産に対し、民間の資金とノウハウを活用し、民間主導で公共サービスの見直し、運営を行う動きも促進
  • 取引の効率化を推進する不動産Techも加速し、ITエンジニアの募集熱が上昇
  • 働き方改革は現在進行中で、今後は制度面の整った企業への求職者ニーズが増加する見込み
銀行、証券業界
  • 既存ビジネスモデルの変革期、エンジニアの採用意欲も上昇
  • 資産運用、事業提携、事業承継に精通した人材ニーズ高い
  • 銀行出身者は構造俯瞰、数字に強い等のスキルを活かしコンサルへ、証券出身者は営業力、オーナーへの対応力等が評価されるケースがある
生保、損保業界
  • リテール営業の求人ニーズは継続推移
  • 監査、コンプラ関連、運用の専門求人ニーズが伸長、デジタル化に対応できる人材の確保にも意欲加熱のため、求職者側は転職回数よりもスキルの有無が重視される傾向が強い
消費財、総合商社業界
  • デジタル化の流れを受け、IT人材の採用強化が推進されるが苦戦
  • 新卒文化が色濃く残っている企業が多く、提示給与をマーケットに適正化できない点がネックだが、徐々に年功序列の制度に変化の兆し有り
  • 既存事業とデジタル領域の融合を進めていくことがカギ
人材、教育業界
  • 少子化の影響により市場全体の伸びは横ばいであるものの、学習塾の需要は高い
  • 教育のIT化も推進されており、IT関連求人のニーズも今後増加見込み
  • 新領域としてのリカレント教育、プログラミング教育等の分野も注目されている
外食、店舗型サービス業界
  • 店舗飽和に伴い、現在は店舗の業務効率化や教育への投資が進む
  • 現場のデジタル化を推進したい思いとは裏腹に、IT導入は他業界に比べ遅延している現状から、ITエンジニアに選ばれにくい現状
  • 今後求職者ニーズにどこまで適応化できるかが課題
ベンチャー領域(大学発、医療、農業、環境、ロボ、宇宙)
  • VC(ベンチャーキャピタル、投資企業)が不確実性の高い分野へも積極的な投資を推進、採用市場も伴い拡大傾向
  • 農業、ロボ、いずれもITが急加速に推進、宇宙領域においては民間企業も参入するなど加速度的な市場の拡大が見込まれる